LibreELEC+Raspberry Pi 4BでAmazonプライムビデオを見る環境を構築

ドコモの5Gギガホプレミアを契約したらAmazonプライムビデオが1年間ついてきました。ラズパイ4Bに液晶モニタやリビングのTVをHDMI接続して大画面でAmazonプライムビデオを見るための環境を作りました。

目次

LibreELECのダウンロードとUSBメモリへの書き込み

動画視聴とハイレゾ音源再生用のOSとして「LibreELEC」をセットアップしました。ラズパイはUSBメモリやmicroSDカードを差し替えて起動することで色々なOSを試せるので便利です。

2022/3/19 追記
USBメモリから起動手順で見直しました。LibreELECはラズパイ4BのUSB3.0に挿したUSBメモリからブートできます。USBメモリから起動にはラズパイ4BのbootloaderバージョンとUSBブート設定を確認しました。「USBメモリ」を「microSDカード」に置き換えるとmicroSDカードからのセットアップ手順となります。

LibreELECをダウンロード(LibreELEC 9.2.8から10.0.2に修正、2022/3/17)

Raspberry Pi4用の2022/3/17時点の最新バージョンは、2022/3/9にアナウンスされたLibreELEC (Matrix) 10.0.2でした。「LibreELEC-RPi4.arm-10.0.2.img.gz」をダウンロードします。

ダウンロード先:https://libreelec.tv/downloads/raspberry/

インストールファイルをbalenaEtcheでUSBメモリに書き込む

USBメモリを再利用する際は、念のため、Windowsの「ディスクの管理」でパーティションを全て削除しています。また、128GBのUSBメモリを使ったので16GB程度でパーティションを切って FAT32 でフォーマットします。

balenaEtcheは下記から入手します。2022/03/17時点のバージョンは「balenaEtcher-Setup-1.7.7.exe」でした。

ダウンロード先:https://www.balena.io/etcher/

balenaEtcheのSelect imageでダウンロードした「LibreELEC-RPi4.arm-10.0.2.img.gz」ファイルを指定(解凍せずgzのまま指定)し、
Select target でUSBメモリをセットしたドライブを選び、Flash! ボタンで書き込みが開始します。

balenaEtcheでUSBメモリに書き込み
balenaEtcheでUSBメモリに書き込み

LibreELECの起動と環境設定

ラズパイ4BのUSB3.0側にbalenaEtcheで書き込んだUSBメモリをセット、USB2.0側にキーボードとマウスのUSBレシーバを、HDMIケーブルを液晶モニタやTVにつないでから電源を入れます。

セットアップウィザード

電源をいれてしばらくすると、液晶モニタやTVにLibreELECのセットアップウィザード(Welcome to LibreELEC)が表示されます。ガイドに従ってマウスとキーボードで設定していきます。

・Language:Englishのまま(後で変更)
・HostName:LibreELECのまま
・Networking:無線LANを使う場合はパスワード登録します。有効になるとIPアドレスが表示され、Stateがidleからreadyになります。有線LANの場合は確認のみ。
・SSH:ボタンを押して有効になります。default userはroot、パスワードは次画面のSet Passwordで変更。
以上でセットアップウィザードは完了です。

セットアップウィザード:Language
セットアップウィザード:Language
HostName
HostName
Networking
Networking
※SSIDは削除しています。
SSHとSamba
SSHとSamba
セットアップウィザード完了
セットアップウィザード完了

フォントと言語を変更して日本語表示に

トップメニュー画面の歯車アイコンのセットアップから、Interfaceを選びます。SkinのFontsを「Arial BASE」に、RegionalのLanguageを「Japanese」に変更すると日本語表示になります。タイムゾーンを「Japan」にします。

歯車アイコンをクリック
歯車アイコンをクリック
Interfaceをクリック
Interfaceをクリック
SkinのFontsを「Arial BASE」に
SkinのFontsを「Arial BASE」に
RegionalのLanguageを「Japanese」に
RegionalのLanguageを「Japanese」に
タイムゾーンを「Japan」に
タイムゾーンを「Japan」に

HDMI接続の液晶モニタやTVと DSI接続の7インチタッチディスプレイの切り替え設定(2022/3/19追記)

LibreELEC 10.0.2はデフォルトではHDMI経由で液晶モニタやTVに映像出力されます。DSI接続した7インチタッチディスプレイは起動しても黒い画面のままでした。
HDMI接続した液晶モニタでセットアップウィザードを完了した後、config.txtに、
dtoverlay=vc4-kms-dsi-7inch
を追加することでDSI接続の7インチタッチスクリーンディスプレイ側に表示できました。

DSI接続の7インチタッチディスプレイ側に映像出力
DSI接続の7インチタッチディスプレイ側に映像出力

2022/3/19 追記
LibreELECでは、Raspberry Pi4にDSI接続の7インチタッチディスプレイとHDMI接続の液晶モニタの両方をつないだ場合、Raspberry Pi OSのようなマルチディスプレイはできませんでした。
LibreELEC 9.2.8では優先出力がDSI側で、config.txtに ignore_lcd=1 を記述することでHDMI接続側に切り替えて出力できました。  
LibreELEC 10.0.2では優先出力がHDMI側でしたが、 ignore_lcd=0 を記述してもDSI接続側に出力できませんでした。HDMIケーブルを外して起動しても黒い画面のままです。
LibreELEC forumからの情報で config.txtに dtoverlay=vc4-kms-dsi-7inch を追加することでDSI接続の7インチタッチディスプレイ側に表示できました。その際、HDMIケーブルは外してから電源を入れます。

Amazonプライムビデオの設定(plugins-1.0.4に修正、2022/3/17)

2022/3/17 追記
最新リリースの「repository.sandmann79.plugins-1.0.4.zip」が公開されました。

(1)PCでAmazonVODリポジトリのダウンロード
GitHubから2022/3/17時点の最新バージョン「repository.sandmann79.plugins-1.0.4.zip」をダウンロードします。

ダウンロード先:https://github.com/Sandmann79/xbmc/releases

USBメモリからのブートの場合、このzipファイルはLibreELECブート用のUSBメモリでなく別のUSBメモリにコピーしてUSB2.0側に挿しました。

(2)USBメモリからzipファイルを読み込んでインストール
トップメニュー画面の「アドオン」のカテゴリー「zipファイルからインストール」アイコンをクリックして、USBメモリに保存した「repository.sandmann79.plugins-1.0.4.zip」をインストールします。途中、「不明なソース」の警告がでるので「設定」で一時的にONにします。

(2)-1 「zipファイルからインストール」をクリック
(2)-1 「zipファイルからインストール」をクリック
(2)-1 「zipファイルからインストール」をクリック
(2)-2 無効化の警告がでたら「設定」をクリック
(2)-3「不明なソース」を一時的にON。この後「警告!」がでるので了解であれば「はい」をクリック
(2)-3「不明なソース」を一時的にON。この後「警告!」がでるので了解であれば「はい」をクリック
(2)-4 USBメモリのzipファイルを選択して「OK」でインストール
(2)-4 USBメモリのzipファイルを選択して「OK」でインストール

(3)インストールしたリポジトリからAmazonVODをインストール
トップメニューに戻って、「リポジトリからインストール」アイコンを選択して「sandmann79s repository」、「ビデオアドオン」、「アマゾンVOD」を選択します。
「リポジトリからインストール」するにはインターネット接続が必要です

(3)-1 リポジトリからインストールを選択
(3)-1 リポジトリからインストールを選択
(3)-2 sandmann79s repositoryを選択
(3)-2 sandmann79s repositoryを選択
(3)-3 ビデオアドオンを選択
(3)-3 ビデオアドオンを選択
(3)-4 アマゾンVODを選択
(3)-4 アマゾンVODを選択

アマゾンVODの「インストール」をクリック、追加のインストールの確認画面がでるので「OK」。インストール状況が%表示されるので完了メッセージが出るまで待ちます。完了したら「アマゾンVOD」をクリックしてAmazonVODのメニューを開きます。

(3)-5 アマゾンVODのインストールをクリック
(3)-5 アマゾンVODのインストールをクリック
(3)-6 追加アドオンのインストールをクリック
(3)-6 追加アドオンのインストールをクリック
(3)-7 アマゾンVODのインストールがスタート。完了したら 「アマゾンVOD」をクリック
(3)-7 アマゾンVODのインストールがスタート。完了したら 「アマゾンVOD」をクリック
(3)-8  メニューに遷移するので「設定」をクリック
(3)-8 メニューに遷移するので「設定」をクリック

(4)AmazonVODの設定メニューでサインイン
AmazonVODの設定メニュー:「Connection」、「Sign in」から自分のAmazonプライムビデオのアカウントでログインします。

(4)-1 「設定」メニューでサインイン
(4)-1 「設定」メニューでサインイン
(4)-2 Emailを入力
(4)-2 Emailを入力
(4)-3 パスワードを入力
(4)-3 パスワードを入力
(4)-4 サインイン完了
(4)-4 サインイン完了

(5)初回視聴時の設定
Amazonプライムビデオの初回視聴時にアドオン追加、Widecine CDMインストールと利用許諾、最後にWidecine CDMをリカバリイメージから抽出するために大きなファイルのダウンロードがあります。下記画像は9.2.8ですが10.0.2でも同様のステップで進みます。

アドオンの追加(無いバージョンも有り)
アドオンの追加(無いバージョンも有り)
Widecine CDMインストール
Widecine CDMインストール
Widecine CDMの利用許諾
Widecine CDMの利用許諾
リカバリイメージのダウンロードと抽出処理
リカバリイメージのダウンロードと抽出処理

メインメニューの整理

メインメニューの左側にあるTV、ラジオ、ゲーム・・・をクリックするとPVRクライアントアドオンの設定メッセージが毎回でます。利用予定も無いのでメインメニューから削除※してシンプルになりました。
※メニューの追加(復活)は、メインメニュー上段の歯車アイコン「設定」–>「インターフェース」–>「スキン」–>「スキンの構成」–>「メインメニューアイテム」からできます。

メインメニューのアドオンから「Prime Video」アイコンをクリックして視聴開始!です。

PVRクライアントアドオン設定のメッセージ
PVRクライアントアドオン設定のメッセージ
メインメニューのPrime Videoアイコン
メインメニューのPrime Videoアイコン

Sambaを有効化して音楽ファイルや動画ファイルを転送

LibreELECにはファイルマネージャがあるのでUSBメモリ経由でもファイルコピーができますが、Sambaを有効化して、PCでネットワークドライブとしてマウントするのが便利です。
大容量の音楽ファイルや動画ファイル の転送も容易です。

 LibreELECの設定メニューで Sambaを有効化
LibreELECの設定メニューで Sambaを有効化
Sambaでマウントできるネットワークフォルダ
Sambaでマウントできるネットワークフォルダ
Windows PCでネットワークドライブとしてマウント
Windows PCでネットワークドライブとしてマウント

キーボード操作で音量調整(2022/03/30追加)

よく利用する音量調整は、キーボードをクリックすることで音量ダウン、音量アップできます。US配列のキーボードでは + 、JIS配列では でした。

下記サイトにホットキーを使ったLibreELEC(Kodi)を操作方法が掲載されています。
Keyboard controls – Official Kodi Wiki | kodi.wiki

US配列キーボードの例
US配列キーボードの例
JIS配列気ボードの例
JIS配列気ボードの例
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