Raspberry Pi 4Bでスクリーンショットを撮るツールと日本語入力、ファイル共有設定

Raspberry Pi 4BにセットアップしたRaspberry Pi OSのデスクトップ画面のスクリーンショットを撮るときに使ったツールと日本語入力、ファイル共有のセットアップ手順のメモです。

目次

スクリーンショットを撮るツール

PrintScreenキーを押して「scrot」で撮る

・初回起動時の設定画面を撮るときに使いました。ラズパイのOSにはコマンドベースでスクリーンショットを撮るアプリケーション「scrot」がインストールされています。

・「PrintScreen」キーを押すと全画面のキャプチャが撮れます。「日付-時刻_縦横サイズ_scrot.png」のファイル名で「/home/pi」に保存されます。

スタートメニューやマウスカーソルが入ったスクリーンショットは撮れません。

scrotでキャプチャした初回起動時の設定画面
scrotでキャプチャした初回起動時の設定画面

GUIツール「spectacle」で撮る

・初期設定が終わった後の操作画面を撮るときに使いました。「スタートメニュー」→「アクセサリ」の「LXTerminal」から「spectacle」のインストールを下記のコマンドで行います。

sudo apt install kde-spectacle

・起動は、「スタートメニュー」→「アクセサリ」→「spectacle」。

scrotでキャプチャした初回起動時の設定画面
スタートメニューからspectacleを起動

・撮る手順は、「CaptureMode」でフルスクリーン等モードを選択してDelay時間を設定」→「Take a New Screenshot」ボタンをクリック してキャプチャ → 「名前を付けて保存」で保管先を指定します。

マウスカーソルが入ったスクリーンショットが撮れます。Delay設定を使ってスタートメニューの画面が撮れました。

spectacleの操作画面
spectacleの操作画面

PCと Raspberry Pi 4B 間のファイル転送、共有(2021/09/14追記)

スクリーンショットした画像ファイルはもとより、音楽ファイルや動画ファイルもファイル共有できます。

USBメモリ

スクリーンショットした画像ファイル は、/home/piに格納されています。 Raspberry Pi OS 標準アプリのファイルマネージャー でUSBメモリにコピーして取り出すのが簡単です。

spectacleの操作画面
ファイルマネージャーでUSBメモリにコピー

VNC Viewer

Samba

LibreELEC は「PrintScreen」キーを押すと全画面のキャプチャが撮れます。

Windows PCとのファイル共有はUSBメモリでもできますが、LibreELEC のSambaを有効化して、PCでネットワークドライブとしてマウントするのが便利です。
大容量の 音楽ファイルや動画ファイル の転送も容易です

LibreELECの設定メニューで Sambaを有効化
LibreELECの設定メニューで Sambaを有効化
スクリーンショットした画像ファイルの格納先
スクリーンショットした画像ファイルの格納先
Windows PCでネットワークドライブとしてマウント

日本語入力ツール fcitx-mozc(2022/2/4追記)

Raspberry Pi OSの新バージョン (bullseye)には、デフォルトで日本語入力環境としてFcitx-Mozcが入っていました(2022/2/4追記)。
もし、Raspberry Pi ImagerのバージョンによってFcitx-Mozcが入っていない時は、下記コマンドでインストールします。

日本語入力ツール fcitx-mozcをインストールするには、LXTerminalから下記コマンドを入力します。

sudo apt install fcitx-mozc

インストール終了後に再起動するとタスクバーにキーボードアイコンが現れます。クリックするとオレンジに変わって日本語入力が可能となります。

Fcitxの設定で日本語入力の切り替えにホットキーを割り当てると便利です。

Fcitxの設定(日本語入力の切り替え)
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